大分県医療生活協同組合大分健生病院

Interview

研修生インタビュー

8年目 総合診療医

“町医者ていうものを続けたかった“自分がその時イメージしていた町医者というものが健生病院くらいの規模で、仲間と一緒に仕事をするイメージに一番合っていました。
内科を選んだとすると、その先に何科をします、というのを決めていかないといけないなというのがあったり、救急だと内科以外の分野もある程度時間をかけないといけないのかなと思って、勉強したり経験をしたりするバランス的に一番総診のプログラムのバランスが良かったかなという風に考え、消去法で総診になりました。
大分市内で続けられるプログラムを考えると大分健生病院のプログラムが一番フィットしたという感じですね。
健生病院のプログラムの特色として、市内の基幹病院に協力してもらってそこで研修ができるというのが一つの魅力です。

最後に救急でまわったアルメイダ病院が特に印象に残りました。ちょうど4月に初期研修医が入ってきたところだったんですね。
そのフレッシャーズたちと一緒に過ごせたというのが一番印象に残りました。
健生病院ではドクター同士の垣根はあまり見えないし、話しやすいです。
医局で後ろに座っている先生とかにはすぐパッと話を聞けたり、逆に話しかけられたりですね、そういった意味でアットホームな雰囲気が医局にはあります。

竹田診療所では僕と先生の二人の医師でやっていくので、結束力が強くなりました。二人でいろいろ決めてやっていこうという、割と自由度が高かったです。
診療の自由度もそうですし、時間配分などがやりやすかったですね。診療所なので、入院をみる病院とはまた違って、時間的な余裕が結構あるので、その時間をどう使うかというのは、それぞれ自由に決められるのが良いところかなと思います。

外病院は、大分赤十字病院とアルメイダ病院の二つをまわらせて頂きましたが、どちらも地域の中核病院で、がんの治療を専門にやる病院だったり、救急をはじめ、アルメイダはほんとにもう最後の砦みたいな感じですね。その二つの大きな病院をまわれたのはとてもメリットだったのかなと思います。雰囲気は、やはりピリッとして、ドクターの数も多いし、医局も広いし、いろんな自分の働き方の、まあ目標になるような先生方に会えたかなと思います。

プログラムのメリットとしては、1年間は内科の枠として、大分赤十字病院をまわったんですけれども、その中で何か月どこの科に行きます、というのは自分で決められます。膠原病(こうげんびょう)だったり、脳神経の内科もそうですけれども、なかなか健生病院でみれない科の勉強もできるところがメリットです。歯科口腔外科もあるので、どんな時に困って紹介をするのか、学べました。